会社

先日、夜遅くに課長と二人だけになって仕事をしていた。ワシはお客様からの問い合わせの長文メールが来ていたので返信をしこしこ書いていたのだが、課長は数字を見てはうなっていた。

課長「evesystem君」
ワシ「はい?」
課長「ウチの会社つぶれるで」
ワシ「ちょwwwwwwwwww」


てな具合で、思いっきり業績悪化しているらしい。
漏れ聞こえてくることから判断してもかなりのものらしいのだが・・・本件はこれで裏づけが取れましたw。
上の人たちは「なぜなんだ」とか言って原因不明みたいなことを言っているのだが、お客様に直接サービス等を提供していたり、お客様から直接ご意見をいただいている身からすると「商品に魅力が無い」だけ。
高い商品の割にはお客の要望をあまり聞かない*1・・・そういう体質だから仕方がないのではないかと。年間売り上げNo.1の商品も、客層がどんどん変わっていることには着目せず、人数だけで判断しているし・・・「変わってきてますよ」と情報をしかるべきルートで上に上げても「そうなんですか?」や「本当ですか?」だけ。
マーケティングの部隊もないので、さもありなんというところか。

東京で売れている商品も、関西ではまったく駄目でお客さんからは「見た目はどうでもいいから中身を充実させろ」とお叱りを受けるのだが、東京は規模のメリットを出せるためか、年々初歩的な製品ばかりになる。
お客様も成長しているところに着目しないとやばいよー・・・とは課長にお伝えしたけど、どう考えても手遅れだよなぁ。
弟子1号がいたころに動いていればなんとかなっただろうが。

沈没する船から逃げ出す準備をしつつ、最後まで踏ん張れるようにしておこうと思ったのであります。

*1:聞こうとすると「工数かかるから駄目」