なんとかなりますた

海外出張やらなんやらでダラダラ作業していたが、やっとこさなんとかなったので自分なりのまとめ。

これまでのトラブル

  1. Ultra160、320のSCSIが使えない
  2. Cool'n'Quiet が使えない(省エネモードになるとスタンバイになる)
  3. メモリエラーが発生している
  4. Windowsのシステムログに「訂正可能なエラーです」が頻繁に記録される
  5. Windowsのシステムログに「訂正不可能なエラーです」がたまに記録される
  6. Windowsのシステムログにシステムバスエラーが記録される
  7. メモリを12GBフル実装すると起動できない
  8. なんか遅い


調査結果
BIOSのメモリのコマンドタイミングが1Tになっていた。コマンドタイミングを2Tに変更すると、上記の3、4、5、6、8の問題が解消した。

残った不具合について
▼ Ultra160、320のSCSIが使えない
これについては、どうも仕様っぽい…というか、BIOSの設定もしくはマザーボードのジャンパがあれば解消できたかもしれないが、現時点ではどうしようもないので仕様とするしかない。
と言うのも、Ultra160、320のSCSIカードを取り付けて起動する直前に「Warning have Option ROM can not be invoke」のようなメッセージが出てくる。たいていその場合は、拡張カードBIOSを起動することが出来ないので、ROM領域が溢れているのかな?*1
それと、BIOSで無効にしているはずのNVRAIDのメッセージもなぜか表示されたり奇妙な現象が発生するのだが、Ultra 2 SCSIに変更するとそういう現象が嘘のように無くなる。いろいろ試してみたが、拡張機器のBIOS ROMが64KB程度のものなら問題ないみたい。ROMが128KBのAdaptecのASC-39320A-Rは起動できるがディスクに書けないと言う現象が発生してダメ。ROMが1MBもあるMegaRAID320-1はディスクが見えるが何も出来ない。
てな訳で、ワシのK8N Master2 FARのPCIはおかしくなってしまいますたorz

▼ Cool'n'Quiet が使えない(省エネモードになるとスタンバイになる)
これもお手上げ。使用している電源が鎌力の400Wだったため、電源かな?と思って650Wの電源に交換したが改善せず。Crestal CPUID でクロックだけ変更するとうまくいくが、電源まで変更すると落ちてしまうのが分かったため、スタートアップスクリプトシャットダウンスクリプトにクロック変更のコマンドを入れて手動で変更するようにした。以前はうまく動いていたんだけどなぁ…。

▼ メモリを12GBフル実装すると起動できない
これは、MSIアメリカのWebサイトのサポートページにメモリの互換性についてかかれたものがあり、2GBモジュールは4枚までにしてくれと書いてあったことと、自宅にあるPC2700な2GBモジュールは、全部で10枚あるがそれはメインマシンのOPteron290でK8N-DLに使っているので、PC2700での12GBのチェックは出来ていない。PC2100との混在だとたしかに起動できない*2ので、諦めて2GB×4+1GB×2の10GBにした。
そのために、PC-2700の1GBを二枚買い足したが安いのう…。

K8N Master2 FARの今後について
現在はOpteron 265×2でメモリ10GB、Ultra2ではあるが15KなディスクとRADEON 4350で使用している。メインマシンはゲーム用で稼働率は低いが、このマシンはセカンドなので使用頻度は高い。技術検証用の環境としてVirtual Server 2005を組んで検証用のVLANも構成しているので一通りのことは問題なく出来るから、
これ以上の性能向上は一切行わないことにして、あとは寿命が来るか、12GBオーバーのメモリが安価に手に入る*3まで末永く使うことにしよう。

*1:すんませんよく分かってません

*2:PC2100モードで認識するが…

*3:4GBモジュールが2000円を切るころ