自炊

一人暮らしをするようになって、一番心配したのは日々の食事。インスタントラーメンが大好きなので、一気に体調を悪くするだろう・・・と思って、料理しやすい機材を調べて準備をした。
基本のコンセプトは「できるだけ省エネ」としたので、電気、水道、ガスの必要なものからガスをカット。電気であれば融通が利くが、ガスは燃やすのみ。しかも、ガスコンロと言う効率の悪いものであることと、何より基本料金がかかるので却下。（ガス管も復旧遅いし）
オール電化にしつつ、鍋はフライパンを買うのももったいないのでこれ一つで何でもできそうな電磁調理対応のロースターをチョイスした。

年齢的にも味覚の変化の著しい30代後半なので、最初はどうかな？と思ったが、ロースターを使った蒸し野菜がやたらと美味いので病み付きになった。やっていることは単純。蒸すと焼くが同時にできるロースターを使ってざく切りした野菜と肉をのせて塩コショウか醤油と味醂で味付けするだけ。野菜と肉を真空断熱のお椀に入れて、蒸す時に使った汁（ここに各種出汁が入っている）をスープとして投入。
見た目は野菜たっぷりスープの出来上がり。
これに10穀米のごはんと納豆等にする。
使用する野菜は、緑黄色をメインとしながら気分で変更するが、甘めの芋が必要不可欠。中まで火が通り切っていない野菜なんかもたまにあるが、それが逆に歯ごたえがあって良い刺激になる。調味料の分量もはからずに投入するので、毎回味が違うwww
素材の味が分かる年頃だから薄味でもうまい。

そんな生活を半年続けたら、腹いっぱい晩飯を食っているのにもかかわらず8kgも体重が落ちた。178cmで62kgはちと痩せすぎだが、気になっていたお腹がペタンこになったので満足度は高い。