思うこどこでも似たような話を聞くが、口だけで何もしない人は本当に多いと思う。それだけならまだしも、文句を言ってくる人もいる。いろんな人から意見をいただいたが、批判の中身には明確に本人の意思がないことが多かった。

こちらは自分用のツールとして作っているため、何を言われても自分の仕事と効率を向上させるためと、既存のプロセスの問題点(それをしていると余計な工数が発生する)を改善できるようにするためのものであることを説明すると、それまでの批判が引っ込んでしまうことがよくあった。
そういう人たちも、モノが出来上がってくると前向きにいろんなコメントをくれるので結果としては有意義な助言をたくさんもらうことができた。

自分もそうだが、何もないところで「やろう」と言われても、言われた側も自分と同じ認識でなければ誰も手を出さない。しかし、そこに「ここまでできたのがあるからやろう」と言うと、かなり前向きにやってきてくれる。
そこで完成度が高まっていて、かつ現場で一通り(一つの業務がすべて完結するレベル)で出来上がっていたら、開発側を気遣って追加の開発要求は出てこない。

その考えには乗るが手を動かしたくないという人が想像以上に多い…そういう人たちにはプロトタイプモデルが一番良いのかなと思った。
このツールを通していろいろ学ぶことができたのでそれはそれで良かったかな。

後はどうなるか…。