嫌になることもある・・・

年明けから仕事でバタバタしているが、この職種は自社の嫌なところが見えすぎて困る反面、お客様とのやり取りが楽しい。
事の発端はとある件で本社に電話をしたときのこと。自社の製品のとある品物を単品で欲しいというお客様に対して、それがたまたま他社からのライセンス品だったため、単品で買えるかどうかを問い合わせた。YesかNoかを聞きたい電話であることも伝えたが、あいにく担当者不在だった。電話に対応してくれた人は上司に確認してもらうよう手配してくれて、その上司の方から電話で結果を伝えてもらうことになった。すると、30分後くらいに電話があって・・・


上司「さっきの件だけど?」
ワシ「あー、どうもお忙しいなかすみません。あれできますか?」
上司「あれね?いったいどういう経緯なの?」
ワシ「(は?)・・・というと?」
上司「ああいう単品でくれってその経緯は何なんだよ?」
ワシ「かくがくしかじか」
上司「そういうこと?」
ワシ「そうですよ、で、できるんですか?」
上司「・・・いや、まだ調べていない」


と、凄いやり取りになりまして・・・露骨にこの件にイチャモンをつけようとしてきました。この方はこういう方なので慣れてはいますが、さすがに今回の件はびっくりした。というのも、この商談はこの方も知っているのと、そもそも商談の経緯やそれに対する判断はこの人ではなく、関西の上司がしているので今頃商談の正当性なんかについてこの人にとやかく言われる筋合いは無い。やる気無さそうな声とイチャモンでキレそうになったのだが、それを抑えて説明して最後に出てきたのが「調べてない」。YESかNOか調べてから or YESかNOか知っていての電話と思ったのだが、それすらできていないのでorz・・・反面教師にするしかない。

と、愚痴が多くなってしまうほどorzなところが見えてしまう。うーん・・・いつからこうなった?と思うと弟子1号がいた頃にその片鱗は見えていた。あの頃もそうだったが全体を通して余裕がなくなっている。ワシがこの会社に来てすぐのときも余裕がなかったが、今はそれ以上。クソ忙しいのに新しいこと等できるか!というのが本音かな。そういう風に考えてうちの会社のWebページを見直してみると、実働部隊にいると思われる人数が結構少ない。間接部門が多すぎ?・・・いや、多いんだろうな。火を吹いているお客様の担当営業の話を聞いていると「効率を優先したため確認していません」とかお客様への納品物でそういうのが横行しているらしく、品質に対するチェック機構が効率の名の下に切り捨てられている*1現状に対しては「プロセスをきっちりまわしているからOK」とのこと。
腐臭が漂い始めたと言って数年経つが、腐敗が進み蛆虫が沸いて来たようなので、ワシも今やっている仕事が片付いたらどうするか考えねばなるまい・・・。

*1:それ以前に品質確保の仕組みがありえないくらいショボイのも問題w