PRIMERGY MX130導入で引退
今まで長らく活躍してくれたK8N Master2 FARを引退させることにした。理由はNTT-Xストアで安かったPRIMERGY MX130を購入しため。もちろん、新しいPCはシングルCPUでメモリの1GBしかないのでK8N Master2 FARからすると(CPU以外の)スペックは下。しかし、メモリやCPUは後から追加すれば明らかに今の環境を超えることと、いくつか抱えていたトラブルがあったために引退させた。
K8N Master2 FARは、以下のトラブルがあった
- ACPI関連のトラブル
Windows 等のOSセットアップ時に、CPUの省電力機構(CnQ)が有効になると電源が落ちてしまう。
- 12GBフル実装できない
2GBのDIMMを6枚搭載すると起動できない。2GB×4+1GB×2の10GB構成ならOK。
- Virtual Server上の仮想マシンが遅い
なぜだかよく分からないが、仮想マシンの動作が目に余るほど遅い。AMD-V非対応だから?
- メモリリマッピングの動作が不安定
設定をしてもうまくいかなかったりして訳わかめ状態
致命的なのはACPI関連のトラブルで、Windows以外のセットアップでも落ちてしまう。これに対してMX130はそんなことは一切無くきわめて安定していることと、信じられないくらい静かなのでディスク関係の部品を全部MX130へ移植してK8N Master2 FARはケースから取り外した。余ったケースには3rdマシンとすべく、引退していたTomcat K8SにOpteron 256、メモリ8GB、RADEON4350を取り付け、Windows XP x64をインストールして動画編集マシンとしてみた。
結果は上々で、我が家の最高クロックである3GHzでもあることから動画編集もサクサクだった。
2004年ごろ、K8NFXとOpteron140のセットが安くてそれまで使っていたMobile Athron4から乗換えたのがすべての始まり。あれから7年もたつがいまだにK8がメインの座にいる。MX130をパワーアップしても、恐らくK8N-DLが死ぬまでメインだと思うので、まだまだ長い付き合いになりそうだ。