実家にて作業

自宅から歩いて5分の実家で、家族勢揃いのお正月。飯を食いまくってボケーっとしつつ、久々にビンテージPCの動作チェックをする事にした。


1989年10月発売のパソコンで20MBのHDD内蔵モデル。20年前のPCだけど、よくこんなものが残っているよな…と感心しつつ、昨年の春頃に火を入れたらHDDから異音がしてご臨終判定をしていた。暇だからと再び電気を入れたみようとしたが、さっぱり起動せず。もうダメかと思ったら電源の接触不良だったよ。
気を取り直して確認してみたところ、メモリを512KBカウントしたところで画面が「土」の文字で埋め尽くされ、「システムディスクをセットしてください」の表示に切り替わるが、意外だったのが、HDDからの異音がなくなっていた。画面がバクっていることと、システムの入ったHDDから起動できない時点で終わり。うむーもったいないのう・・・。さりげなく本体背面のディップスイッチを見たら、どうもスイッチの配置が変なので、記憶を頼りに設定を見直したところ見事起動した。
せっかくなので、HDDを完全に初期化してエラーが無いかのチェック*1FDDの動作確認、LCDのバックライトやコントラストのチェックも行って、すべて問題なしなことを確認した。
ただ、HDDの制御基板から異音*2が聞こえるため、あと数年持つかどうかというところ。せっかくなので、このPCがご臨終になるまで使えるように、DOSのシステムも組みなおしてみた。

とりあえず、MicrosoftのWorks 1.5を入れてみた。これで十分では?と思えるほどのマシンになったのでよかったよかった。これ…オークションで売れるかな?

*1:MS-DOS6.20付属のSCANDISKを使いました

*2:キーという高周波ノイズが聞こえるときがあります