改善とカイゼン

会社では、トヨタ流のカイゼンを導入しようとしているが、生産現場の手法を持ち込んで何やってんだか?と思って傍観している。結局、現場にはまだ下りてきておらず、間接部門で頻繁に…という感じ。
改善という言葉は、日本のすばらしい言葉だと思うが、カイゼンはどうなんでしょうね?
うちの会社でやることは、業務のカイゼンではなく業務の改善だと思うんだけと…。たとえば、生産現場というものが明確に存在しないワシの会社でも、新しいものを作ったりする。そういうときに、顧客ニーズとか調べろボケ!と思うのであります。
こっちが調べて出すと「違う」とか言う割りに、お客さんに提供している商品が今年でモデルチェンジ無しで8年目とか…IT業界でありえないことをしている。はたまた、とっくにブームの過ぎたものに対して「新商品!」なことを商品企画会議で言っていたり…。
一番不思議なのは、マーケティング部みたいな組織が存在せず、新製品の情報に疎いところ。
今日もあったのが、「新しい商品作るのですけど、Office2003ベースでいいですかね?」と言う話。Office2010が目前のこの時期に、2003をターゲットにするとか信じられない物作りをしようとしている。
本来なら、しかるべき組織が社内にあっていろいろ指示が飛んできてつまらない仕事のオンパレードになるところなのだが、そういうものが無いためにある程度自由に出来る*1・・・のが別の意味での魅力になっているのも事実。

*1:社長はやめろと言います。当たり前ですがw