感じたこと

梅小路蒸気機関車館を見ていて感じたのは、扇形車庫の周りに新幹線や在来線が走りまくっていると言うこと。子供たちは大喜びだが、弁天町の交通科学館で弁慶号の物語を見てトラウマになっているワシとしては、なかなかシュールだった。
と言うのも、当たり前のことだが、展示されている機関車は何十年か前には本線を走っていたわけで…、弁慶号の話にあったように、スクラップを逃れた機関車がここにいる…と。
何やら、機関車やえもんを体現したマシンがここに並んでいる。その前をEF66が長大なコンテナ貨車を引っ張って入りぬけ、223系がいそいそと往復し、その奥では新幹線N700が悠々と駆け抜けていく。んで、目を近くに移せば、93年前に建造されたハチロクがもうもうと煙をあげてノロノロ走る。
思わず、「やえもん!もう休んでくれっっ!!」と叫びたくなったが、ハチロクの煙に巻かれてゴホゴホゴホ…。
しかしまぁ、あれだけ部品がくっついててデカくて熱い蒸気機関車を維持しているのもすごいなぁと、オッサンは感じたのでありました。