雑用

社内に早めに戻ったので、ボケーとする時間が生まれたと思ったら、ある人から呼ばれる。社内で未だにMS-DOSの技を使って仕事をしているのがその人なのだが、その人はその技を生み出す現場から離れて久しい。
ワシは、技を使う現場から離れてしまったのだが、自分の班の立ち仕事の補助としてMS-DOSの新しい技の研究を細々と続けており、2007年現在失われたMS-DOSの技を生み出す数少ない人間となってしまった。
そんな今日のおやつの時間…


ある人「evesystemさん、ちょっとお願いがあるのですが…」
ワシ「はいはい、なんでもしますよ!!」
ある人「(本当に申し訳なさそうに)IntelのPRO/1000CTのネットワーク接続FD作ってくれますか?」
ワシ「OKっすよん。」


と言うことで、FDを作る。
この作業は、2000年ごろから続けており、最初はただのDOSでネットワークが使えるだけのものだった。しかし、それでは、多数のPCのセットアップを行う場合があるので、FDを単純コピーするだけではコンピュータ名が重複してうまくいかない。様々なバージョンアップを繰り返して、昨年発見したあるブレークスルーを活用することで、大幅な機能向上をしている。
現在では、FD起動時にコンピュータ名とIPアドレスを自動生成し、IntelだけでなくDECの古いLANカードやRealtekbroadcomや MarvellのYukonのドライバを起動時に選択できるようになった。
これのドライバを、新しいIntelのE1000シリーズに交換するだけなのでサクっとできたが…2007年になってもまだ現役でMS-DOSをいじるとは思わなかった。*1

*1:サクっとできてはいるが、UMBエリアの確認と回避とか…まだconfig.sys触ってるよorz