仕事2

今度は別の長老社員から似たようなこと言われる。この方、定年退職した後に嘱託として残っている方で、一言で言うとスーパーSE。ハードとソフトを一からすべてやっていた叩き上げの人なので、状況を説明すると納得して同情してくれる。それと同時に「ワシにも教えてや」の冗談の一言…。大先生に教えるわけには…と言いつつ、今回の教育方針の問題点をディスカッションする。これまた参考になりまくったので、取り入れることに。この会話の中で長老社員から根本的なことを聞かれた。
「教えるのは良いけど、なんか意図あるのか?」
当り障りの無いことを言ってみたが、さすが長老。
「いや、そうじゃなくて、オマエの本心や」
見透かされていたので白状しました。この勉強会は以前にも書いたが、表向きは参加者すべてのスキルアップ。しかし、本当のターゲットは新人の女の子の育成。サブのターゲットは、ハードは必要ないと公言している女社員。こいつらとその他に対して、かなりおいしいエッセンスを載せた勉強会を行い、そのときに様々なノウハウを提供する。
この勉強会以降に下らん質問をしてきたら、「それは勉強会で説明したぞ。」と。要するに、対象者たちの外堀を埋めて、今まで優しく教育していた姿勢を、厳しく教育する姿勢に転換するための布石にすると言うもの。
既に新人の女の子に対してはこの方法で成果が出ているので、ハード周りのアメをばらまこうかな…と言うことですワ。このときに、ハードはいらんといっている方もある程度興味を持ってくれたら良いかなと。
うまくいくのか不安ですけど……。