読書

同僚から貸していた本を返してもらい、それを帰宅時に読む。本は、柳田邦男の「新幹線事故」と言うもの。この本は高校生の頃に図書館で読んで、ある種の衝撃の走った本。最初は「新幹線で事故ぉ??聞いたこと無いで」と言う感じで読み始めたのだが、臨場感ある内容。その内容がフィクションでないリアルさ。事故の原因に迫っていく過程などが緻密で読んでいて飽きない。この本をじっくり読むことで、発生した事故には必ず原因があり、これを特定することで対処・予防ができると、アホな高校生だった私にいろんな事を教えてくれた。丁度コンピュータのデバッグとは何なのかなどを考えさせられる元になった本なのであります。これを久しぶりに読むことで初心に返るというかなんと言うか…いろいろ別の視点が増えたかなと。
自分には良い本なんですけど、今調べたら絶版なんですね…中古で扱っているようですし、ググってみると、2chのスレでこの書籍で扱った事故についての話題が展開されていたりと、今でも一部では議論の尽きないもののようです。
http://piza2.2ch.net/train/kako/1002/10023/1002376271.html