仕事2

そんなことをしている間に、以前から気になっていたシステムの不具合を調査する。楽して仕事をさっさと終わらすために作ったLANMANネットワークが、ある状況下で性能が劣化して通常時の100分の1程度の性能しか出なくなってしまう。
LANMANの環境自体は、数年前に自分で構築したものだが時間がないのでよく分からずやっていた部分がかなりあった。そのLANMANの部分と、DOSの部分で性能が出なくなっているのかを明確にするために、M先輩と一緒にEtherealを使って調べてみると…。
LANMANクライアント側のウインドウサイズが1450バイトしかない。1450バイト以上のデータを送信するときに、サーバー側が調整して送っているようなので正しく通信できていたのだが、効率が悪い。それを解消するためにPROTOCOL.INIをいじったら、なんとか2900バイトまで増えたが、問題の解決にならず。
発生している現象としては、データ通信時のパケット送受信が10秒〜30秒ほど止まってしまうと言うもの。このために、やりたい仕事の待ち時間が多くなってしまい、ローカルディスク上で実行する場合は、3分以内で終わってしまう作業が、2時間とかかかるようになってしまうと言うもの。
ウインドウサイズ程度でこんなに遅くなることはないし、1450バイト以上のデータ転送時の流れを見ていても10秒〜30秒の原因ではないことがすぐ分かったので、結局LANMAN側だろう…と、今まで放っておいた部分にメスを入れることに。