事故について1

先日の列車事故の原因らしきものが絞られてきたようですね。原因究明をして、再発防止をしていただきたい…と思うのですが、ふだんから引っかかることが少々。と言うのも、毎日JRで通勤しているのですが、駅や社内の放送で「定時運転確保に努めています。皆様のご協力をお願いします」とよく流れます。これはこれで利用客としては「そらそやろなぁ」と思います。以前読んだ新幹線事故という書籍では、昭和40年代の事故も「国鉄のダイヤ至上主義」がうんちゃらかんちゃらと書かれていて、列車のダイヤはお客様へのサービスとして当然のもの…と言う空気があると思うし、利用者側もそれが当然と思っています。
しかし、たまーにこんなことがあるんですね。電車が駅につくと放送で「後続の電車が送れていますので、この駅で×分×秒停車します」ってのが流れることがあります。確かに後続の列車が遅れると、その遅れた列車を待つ乗客が、各駅で待つことになりその列車にみんな乗ろうとして余計に遅れると言うことになる。悪循環になるので、先行列車を止めて緩和しようとしているのでしょう。(けっこうこれは経験しています。車内はパンパンになり、乗り降りに本当に時間がかかる。おかげで遅刻したことあります)
そんな状況を通勤中に何度も経験すると、ダイヤ至上主義って何だ?と思うわけでありまして…。今回の事故の結果、JRにどんな変化が現れるかよく確認しようと思うのでありました。